刑務所に勾留中の被告が刑務官の顔を殴り書類送検 「理由はない」と供述　岐阜

岐阜刑務所で勾留中の男性被告が、刑務官の顔を殴ってけがをさせたなどとして、書類送検されました。

　傷害と公務執行妨害の疑いで19日に書類送検されたのは、20代の男性被告です。

　岐阜刑務所によりますと、被告は1月7日、単独室棟の廊下で40代の男性刑務官の顔を左こぶしで1回殴り、顔や首に全治約2週間のけがをさせた疑いがもたれています。

　調べに対し、容疑を認めていますが、動機については「理由はありません」と供述しているということです。

　被告は勾留中に反則行為を繰り返しており、当時もその聞き取りのため刑務官が別室に連行するところだったということです。

　岐阜刑務所は「今後とも施設内の規律・秩序を適切に維持しながら施設運営に努める」とコメントしています。