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「病気の母の面倒を」「結婚が決まった矢先に」死亡女性の姉が無念語る 名古屋駅3人死傷 71歳男を起訴

11.04(火)18:32
10月、名古屋駅で歩行者3人が車にはねられ死傷した事故で、車を運転していた71歳の男が4日、起訴されました。死亡した女性は結婚を控えていたといい、女性の姉が報道機関にコメントを寄せました。
「亡くなった妹は病気の母の面倒を見続けて、今まで結婚しないでいました。結婚が決まった矢先に、事故が起きてしまい、悔しい気持ちでいっぱいです」(亡くなった田中さんの姉のコメント)
事故は10月15日朝、名古屋駅近くの交差点で起きました。
暴走した車が青信号で横断歩道を渡っていた田中幸子さん(当時49歳)をはねて死亡させたほか、男女2人に重傷を負わせました。
警察は事故後、車を運転していたとされる名古屋市北区の無職鳴海洋被告(71)を危険運転致死傷容疑で送検しましたが名古屋地検は同罪での起訴を見送り、より刑の軽い過失運転致死傷罪で起訴しました。
田中さんの姉は「危険運転致死傷で起訴されると思っていましたが、結果は過失運転致死傷で起訴という結果について残念に思っています。どんな刑罰になろうと私たち遺族は犯人を許すことはありません。犯人には反省してほしいと思います」とコメントしています。





