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社長らが報酬の一部返納 NEXCO中日本 4月発生のETC障害受け 「経営責任を明らかにする必要がある」

06.24(火)17:17
NEXCO中日本は今年4月に発生したETC障害を受け、社長と担当取締役2人の役員報酬の一部返納を発表しました。
NEXCO中日本 縄田正社長
「私と担当役員、経営責任を明らかにする必要があるということで決定した。これを踏まえ、再発防止信頼回復に取り組んでまいりたい」
NEXCO中日本の縄田正社長は24日午後開いた会見でこのように述べ、今年4月に発生したETC障害の責任をとるために、社長と取締役2人の役員報酬の一部を返納すると発表しました。
縄田社長は月額の30パーセントを3か月にわたり返納、料金徴収などの部署を担当する中井俊雄取締役は、月額の20パーセントを3か月分返納するとしています。
4月のETC障害をめぐってNEXCO中日本は、今後同様の障害が発生し、円滑な料金徴収に必要な情報を把握できない場合は、料金を徴収しないことなどを盛り込んだ再発防止策を定め、危機対応マニュアルとして、渋滞を発生させないために料金所のバーを開放するなどとしています。