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参院選の「1票の格差」 最大で約3.13倍は違憲か 被告は訴えを退けるよう主張

09.23(火)00:35
「1票の格差」が是正されないまま行われた今年7月の参院選は憲法に違反するとして、選挙の無効を求めた裁判が名古屋高裁で始まり、被告は訴えを退けるよう求めました。
今年7月に行われた参院選を巡っては、議員定数あたりの人口の差によって生じる「1票の格差」が、最大で約3.13倍だったことは憲法に違反するとして、全国で弁護士らが選挙の無効を求める訴えを起こしています。
22日、名古屋高裁で始まった裁判で、原告側の東海3県の有権者は、諸外国と比較しながら1票の格差是正の必要性を訴えました。一方の選挙管理委員会側は、定数の改正など、国会が真摯に見直しを重ねていて違憲にはあたらないとして、訴えを退けるよう主張しました。
判決は来月30日に言い渡される予定です。