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浸水被害のあった地下駐車場 所有者ら122人が中へ 三重・四日市市の大雨から10日目

09.22(月)19:14
9月12日の大雨で浸水被害を受けた三重県四日市市の地下駐車場。水に流されたのか、泥だらけの車が通路に止まっています。大雨から10日たった22日。安全対策が完了し、所有者ら122人が中に入り車を確認しました。

親族の車が被害 確認しに来た人:
「ダメみたいです。エンジンもかかりませんし、ドアも開きません」
親族の代わりに車を確認しに来た男性。なんとかドアを開け、車中を調べます。

当時、地下2階から地下1階に避難させましたが、車は浸水。車体にはタイヤより上まで水に浸かったことがわかる線が。
親族の車が被害 確認しに来た人:
「見た目ではわからないけど、あちこちに水が入ってダメになっていると思う。地下1階はひょっとして大丈夫なんじゃないか。(浸水が)30センチぐらいでエンジンかかるのではとかすかな希望はあった」

中には、対応が遅いのではと訴える人も。
地下1階で浸水被害 車を確認した人:
「(中に入れるのが)遅いですよ。わからないです、(管理会社から) 何も言ってこないので、動きようがない。まずは車を出せるようにしていただかないと、次の一手がまったく打てないので」
市によりますと、21日までに20台の所有者と連絡がとれていないということです。
浸水被害を受けた274台の車は、いまだ搬出のめどは立っていません。所有者による確認作業は24日まで行われる予定です。