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障害者支援施設で40の虐待行為 暴行事件後の監査で発覚 岐阜・土岐市

07.23(水)16:34
岐阜県障害福祉課などによりますと、虐待が見つかったのは岐阜県土岐市泉町久尻の障害者支援施設「はなの木苑」です。
この施設では去年10月、入所者の男性へ暴行した疑いで男性職員(40)が逮捕されました。
この事件を機に県が監査に乗り出したところ、逮捕された職員を含む14人の職員で、利用者18人に対して合わせて40の虐待行為が発覚したということです。
虐待には利用者の頭を小突いたり、足を蹴ったり、足払いをしたりする行為などが含まれています。
県は指定管理者として施設を運営する岐阜県福祉事業団に対して、23日、行政処分を行ったということです。
記者会見で、事業団は虐待が常態化していたのではないかという質問に対して、「前から行われていたことは否定できない」と答えました。