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ドローンで”犬の鳴き声”、”追い払い花火”を発射 クマへの新対策を実施へ 岐阜県

11.04(火)20:53
クマによる被害が各地で相次ぐなか、岐阜県では11月から新たにドローンで追い払う取り組みを実施します。

岐阜県によりますと、今年度の県内のクマの目撃件数は10月末時点で836件で昨年度全体の674件をすでに上回っています。
また、人への被害も昨年度3件に対しすでに4件起きています。
こうした状況を受け、岐阜県では11月から新たにクマを追い払うためにドローンを活用します。
具体的には人の生活圏から山に向かってドローンを飛ばし、クマが嫌がる犬の鳴き声や爆竹の音をスピーカーから出したり、動物駆逐用煙火と呼ばれる追い払い花火を発射したりして、クマを人里に近づけないようにします。
実施時期や頻度などは調整中で、人への被害が出た高山市や中津川市、飛騨市、白川村での導入が検討されていて、現地を確認しながらドローンの使用台数や飛行ルートを決めていくいうことです。





