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敬老パスを知人に貸与 約250回にわたり不正利用 1年間の交付停止に 名古屋市

10.07(火)17:57
名古屋市の「敬老パス」を男性が知人に貸しその知人が約250回にわたり不正利用していたことが分かりました。

名古屋市によりますと、去年12月27日から今年4月11日までの間、名古屋市内に住む70代男性が知人に敬老パスを貸しました。
その知人は借りたパスで名古屋市営バスと市営地下鉄を147回、あおなみ線を104回、合わせて251回にわたり、計5万5470円分を不正に利用していたということです。
パスを知人に貸した男性は市の調査に対し「知人は敬老パスを持っているが、利用の上限である730回を超えてしまい、使えない状態だったので、貸してあげた。悪いことだとはわかっていた」と話しているということです。
市は男性にパスの返還を求め、1年間の交付停止としました。
男性の知人に対しては、割増運賃を含めた違反金の請求を検討しているということです。