小学生らがプロによるヘアアレンジや着物の着付けなどを体験 「ネイルは休みの日に…アイラインも練習」 主催者の思いは…

ゴールデンウィーク最終日の6日、各地で様々なイベントが開かれました。名古屋では、子どもたちがヘアアレンジや着物の着付けなどに挑戦しました。
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名古屋で開かれたのは、着物の着付けをはじめ、好きな香りを選んでオリジナルシャンプーを作るなど、美容に関する様々な体験ができるイベント『美容万博』。
このイベントは、美容業界の魅力を子どもたちに知ってもらおうと、愛知県を中心に全国で美容院19店舗を展開する愛知県半田市の企業が開きました。会場の中でも特ににぎわっていたのが…プロの美容師による、ヘアアレンジです。
「憧れていた髪にしてもらった」「ママより上手」
まず、子どもたちが色とりどりのエクステや髪飾りを選ぶと、その後プロの美容師に髪を結んでもらうなどして、普段とはひと味違う髪型やヘアアレンジを楽しんでいました。
(小学2年生)
「憧れていた髪にしてもらえて楽しかった」
(小学5年生)
「ママより上手で早かった」
「ネイルは休みの日にやっている。アイラインも(勉強)」
このイベントに参加していたのは、おしゃれに関心の高い子どもが多く、すでにこだわりも十分すぎるようで…
(小学6年生)
「雑誌とかを見て勉強している。コギャルとか清楚系コギャルとか、ユルフワな感じが流行っている」
(小学4年生)
Qネイルは普段から?
「休みの日にやっている。アイラインの引き方とか(勉強している)」
Qきょうも自分でアイラインを?
「うん。将来の夢は美容師。ギャルでかわいい美容師」
「美容師を志す子どもが増えてほしい」主催者の思いとは
近年は、SNSや動画サイトなどの普及もあり、美容やファッションに興味を持つ子どもたちが増えているということですが、保護者の目にはどう映っているのでしょうか。
(参加した保護者)
「大人になって慌てて勉強するより、できることから積み重ねていく方が学びになる」
イベントを主催した企業では、こうした体験を通して今後美容師を志す子どもが増えてほしいと目論んでいます。
(主催したビーズ 細野貴史社長)
「プロサッカーとか野球選手を目指すのは小学校低学年とか、3歳とかから始まる。美容師はプロなのに、始まるのは20歳とか、21歳になってからなんです。子どもが体験したら必ずなりたいとかもっと知りたいとか…プロになる始まりだと思う」