名古屋の郵便局に立ち入り…日本郵便の不適切点呼問題を受け　中部運輸局

　日本郵便で配達員の飲酒の有無などを確認する点呼が適切に行われていなかった問題を受けて、中部運輸局は名古屋市内の郵便局などに立ち入り検査を行いました。

　日本郵便は4月、全国約3200カ所の郵便局などを調査した結果、7割以上にあたる2391カ所で配達員の飲酒の有無を確認する点呼が行われていなかったことや、実施したかのようにうその書類を作成していたと発表しました。

　これを受けて中部運輸局は7日、名古屋西郵便局と福井県内の郵便局の2カ所で立ち入り検査を行いました。

　中部運輸局は今後、岐阜県や三重県を含む管内すべての郵便局を検査し調査を進めていくとしています。