連日盛況【大阪・関西万博】 後半戦に向けて待ち時間と暑さ対策は 気になる疑問点をズバッと解説

夏休み、連日多くの人が来場してにぎわっている大阪・関西万博。8月22日~24日まで「あいち・なごやフェスタin Expo」と題して、ステージでのイベントやブースでの展示が行われました。
2005年の愛知万博(愛・地球博)の理念を受け継ぐことを目指したイベントの内容や来場者の暑さや帰宅困難対策について石井俊大アナウンサーが取材しました。
暑さ対策の必須アイテムと万博会場の最新情報

8月22日(金)午後5時ごろの気温は32.5度、湿度は65%と、じりじりと照りつける日差しが来場者を襲います。
そんな暑さ対策に欠かせないのが、会場のシンボルでもある大屋根リングの存在です。リングの下は日差しを遮るだけでなく、心地よい風が吹き抜けていて、外とは比べ物にならないほど涼しく感じられます。

また熱中症対策にはこまめな水分補給が必須です。会場内にはマイボトルを洗浄し、水を詰め替えることができる設備が20カ所も設置されています。専用の機械にボトルを入れると、約20秒で洗浄が完了します。
人気パビリオンの待ち時間

さらに人気のパビリオンでは、長い待ち時間が発生しています。22日の時点で、イタリア館は4時間30分待ち、アメリカ館や日本館は2時間待ちと表示されていました。
一方で、トルコ館など比較的待ち時間の短いパビリオンも存在します。来場を予定している方は、事前に待ち時間を確認しておくのが良さそうです。
閉園後の対応改善も

連日賑わいを見せる大阪・関西万博ですが、先日、大阪メトロの運行見合わせによって多くの来場者が会場に取り残される事態が発生しました。これを受けて万博協会は、緊急時の対応策を改善すると発表しました。
近隣の駐車場でのピックアップを認めるほか、夜間に公共交通機関が止まった場合は会場にとどまることを推奨。備蓄品を配布するなど、来場者の安全確保を強化するとしています。
来場を検討されている方は、暑さ対策と万博協会の最新情報を事前に確認しておきましょう。
(2025年8月22日放送「5時スタ」より)