愛知と三重に「熱中症警戒アラート」発表 岐阜・多治見市は最高気温37.6℃で全国1位 名古屋は2日連続の猛暑日に

きょうは愛知県と三重県に、ことし初めて「熱中症警戒アラート」が出ました。名古屋は最高気温が36.8℃となるなど東海各地で猛烈な暑さになりました。
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正午過ぎの名古屋市内は雲一つない快晴、まぶしい日差しがダイレクトに届きます。日なたで温度計を見てみると37℃を超えていました。街中を歩く人たちも日傘をさしている人が目立ちました。
午前中から快晴となった名古屋市内では最高気温が36.8℃と2日連続の猛暑日に。この暑さは1891年の統計開始以来、6月中旬としては最も高く、記録的な暑さとなっています。
公園の遊具は危険な温度に…
名古屋市昭和区の鶴舞公園は普段、子どもたちの遊び場となっている公園ですが、暑さのせいか昼間に遊具で遊んでいる子は一人もいませんでした。子どもと訪れていたお母さんたちは。
「遊具は遊ばせられない、熱そうで。触ったら熱そうなので(子どもに)触れさせられない」
滑り台の表面温度を測ってみると…何と66.1℃。やけどしてしまう温度です。梅雨のイメージが消え去ってしまった、この6月。ニッポンの四季がことしもヘンです。
最高気温ランキングは上位の大部分が東海地方
一方、こちらは岐阜県多治見市。毎年、暑さで話題になるこの街は最高気温が37.6℃まで上昇し、きょう全国で最も暑い街に!全国のランキングをみると上位のほとんどが東海地方。愛知県豊田市では6月中旬としては過去最も高い気温を観測しています。
こうも暑いと食べたくなるのが“そうめん”。愛知県安城市は手延べそうめんが有名です。製麺所では、そうめん作りが最盛期。2本の竹の棒を使って麺を長く伸ばしていきます。コシが強く、のどごしも抜群。この暑さで客からの注文が例年より早まっているということです。