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高山市の人気観光スポット“中橋”が架け替えから100年…飛騨地方の「橋」が果たした歴史を学べる特別展はじまる 飛騨高山まちの博物館

07.12(土)17:06
100年前に架け替えられた、岐阜県高山市の「中橋(なかばし)」などの歴史を振り返る展覧会が12日から始まりました。
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古い町並みの高山市を流れる宮川に架かる「中橋」は、赤い欄干が特徴の人気観光スポットです。架け替えから今年で100年となるのを記念し、市の教育委員会が飛騨地方の橋をテーマに12日から市内で展覧会を開きました。
会場には400年以上前に、高山城の建築の歳に架けられた中橋の改修記録や、擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれる橋の装飾、籠に人を乗せて宮川を渡す「籠の渡(わたし)」が描かれた江戸時代の浮世絵など約60点が展示されています。
飛騨地方は川や谷が多く、江戸時代には350か所の橋が地域の人たちの暮らしを支えたとされていて、訪れた人たちは、中橋などがこれまでに果たした役割や歴史を学んでいました。この展覧会は10月13日までです。