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ドラゴンズ中田翔選手、現役最後の打席もフルスイング 引退セレモニーのサプライズに感極まる

09.20(土)11:28
中日ドラゴンズの中田翔選手(36)が19日、名古屋市のバンテリンドームで現役最後の試合に臨みました。

プロ野球生活18年、3球団を渡り歩きドラゴンスで迎えた引退試合。
ファンの声援に包まれながら、現役最後の打席へ。
三振ながらフルスイングを見せ、一時代を築いたスラッガーが最後まで自分らしさを貫きました。
試合後に行われた、中田選手の引退セレモニー。
サプライズで現れたのは…
日本ハム時代の恩師・栗山英樹さんと先輩・稲葉篤紀さん。
感極まり、涙が止まりませんでした。
中田選手はあいさつで…
「プロ野球選手になってから今日まで、うまくいかなかったことの方が多かったかも知れません。そのたびにファンの皆さんの声援に救われてきました。本当にありがとうございます」
「ひとつ心残りは、ドラゴンズの力になれなかったことです。このチーム・メンバーで優勝したかったです。今後は今いるメンバーが優勝をファンの皆さんに見せてくれると信じています」
「2年間、ドラゴンズのユニホームを着られて本当に幸せでした。今まで本当にありがとうございました」
チームはこの日、4点を追う7回、チャンスで細川成也選手がタイムリーツーベースで1点を返し、さらに石伊雄太選手の犠牲フライで2点差に詰め寄ります。
ところが8回にメヒア投手が2点を失い、ヤクルトに突き放されたドラゴンズ。
クライマックスシリーズ進出の可能性が消滅しました。
20日のヤクルト戦は、岡田俊哉投手と祖父江大輔投手の引退試合となります。