1億円以上の高額当選は280本 “聖地”名駅前チャンスセンターでは最後の「年末ジャンボ宝くじ」 過去の賑わいも… 名駅一帯の再開発で来年3月閉店

来年3月に閉店することが決まっている名古屋駅の宝くじ売り場。これまで多くの高額当選が出たこの売り場で「年末ジャンボ宝くじ」の最後の販売が始まりました。
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(藤井竜太郎記者)
「来年3月で46年の歴史に幕を下ろす名駅前チャンスセンターです。『年末ジャンボ宝くじ』の発売初日ということで、行列ができています」
1980年に開店した「名駅前チャンスセンター」。億万長者を夢見る人たちで人気の売り場です。それもそのはず、運営会社によりますと、これまでに出た1億円以上の高額当選は280本、当選金の総額は486億円に上るんです。
そんな縁起の良い売り場が、名古屋駅一帯の再開発に伴い来年の3月閉店に。21日は「年末ジャンボ宝くじ」と「年末ジャンボミニ」の最後の販売が始まりました。
約40年前の“聖地”も…大賑わい
Q.ここでは、高額当選が多く出ているが…
「(当たりやすいと)見るので、せっかくならここで買おうかなと」
「当たれば良いな。(閉店するのは)むちゃくちゃ寂しい」
また、すぐ近くのタワーズガーデンには特設売り場が設けられ、並行して販売が行われます。
今から約40年前の「名駅前チャンスセンター」も、夢を求める人で賑わっています。当選した場合の皆さんの使い道は…
(購入した客 1987年)
Q.9000万円当たったらどうする?
「車買って海外旅行に行って貯金して…あとは利子で暮らそうかな」
どの時代も、皆さん期待を抱いてこの売り場に。
(購入した客 1996年)
「家でも建て直すかな…孫が増えたから」
「夢を買って夢で楽しむ」
多くの人たちに親しまれてきた「名駅前チャンスセンター」。
最後の販売は来年の「バレンタインジャンボ宝くじ」になる予定で、新しい常設売り場は来年9月にオープンします。





