ドランクドラゴン・鈴木拓のチャンネル登録者少なすぎる問題!?講師陣が“煽りチャンネル”を勧める展開に…
悩めるYouTubeクリエイターを相手に、プロ集団がガチコンサルする『辛口クリエイター塾』。超人気ゲーム実況者、YouTubeアナリスト、YouTubeプロデューサーといった専門家ぞろいのレギュラー講師陣のほか、元テレビ東京の高橋弘樹がゲスト講師として集まり、相談者のチャンネルV字回復に向けて辛口アドバイスをしていきます。
第13回目の相談者は、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓。世間の知名度は高いにもかかわらず、YouTubeのチャンネル登録者は少ないという悩みがあるようです。YouTubeに数多あるゲーム実況チャンネルのなかで数字を伸ばすには、鈴木のキャラを生かすことが大切だとアドバイスする講師陣。チャンネルの方向性は一体どうなるのか…!?
【File.39】ゲーム実況チャンネルでは、個性を出すことが鉄則
2022年に開設した『タクゲ―!!!』チャンネルで、テレビディレクターとともに人気ゲームの実況動画を配信している鈴木。
チャンネル登録者数は6,500人で、303本の動画があがっています(2023年5月31日時点)。
視聴者のなかには、ゲームを見に来るのではなく、鈴木のしゃべりを聞きに来る人も多いよう。
ゲーム実況YouTuberのドズルから悩みを聞かれると、「芸能人なのに、登録者が少なすぎて恥ずかしい」と答える鈴木。
『はねトび』で共演していたキングコングの梶原雄太やロバートの馬場裕之が、自分よりもはるかに多い登録者数を抱えていることに劣等感を感じている様子。現在の登録者数は、「一般人が誇れる」くらいの数だと話します。
それを聞いたドズルは、笑顔で「そうですね」と即答。すかさず鈴木が「『そうですね』って言うのやめてもらっていいですか」とツッコむと、スタジオは爆笑に包まれます。
マンガ・アニメ系YouTubeプロデューサーの石黒燦によると、YouTubeでも活躍している芸人は必ずフックポイントがあるのだとか。鈴木が売りにしている「芸人×ゲーム実況」は、すでに多くの芸人が取り組んでいるようです。
続けて石黒は、ゲーム実況で動画を伸ばしたいのなら、ほかの芸人と差別化を図る必要があると話します。
「差別化ができるものを持っていない」のが現状だと打ち明ける鈴木。その発言に対し、YouTubeアナリストの関口ケントは、鈴木がゲーム分野を選んだ理由が気になります。
チャンネルを一緒に運営している河田ディレクターもゲーム好きだったそう。そして、「鈴木さんはしゃべりも達者だし、良い線いくんじゃないですか?」とほだされて始めたとのこと。
元テレビ東京プロデューサーの高橋が河田ディレクターの得意なことを尋ねると、「基本的に何も得意じゃないです」と冷静に回答する鈴木にスタジオは大爆笑!
目標の登録者数は60万人ですが、「頑張っても10万人もいかない」と思っている鈴木。一方で、河田ディレクターは「100万人いくと本気で思っている」と暴露します。
登録者数を伸ばしたい鈴木に、高橋は“カジサック”こと梶原とのコラボを提案。すると、鈴木から「はっきり言いますけど、梶原のこと大っ嫌いですもん」と衝撃発言が。
コラボするくらいなら「切腹します!」という鈴木に、再びスタジオ一同爆笑。
芸人YouTuberのトップを走る梶原に対して、嫉妬心をあらわにする鈴木なのでした。
【File.40】視聴者の興味を引く“煽りプレイ”も効果的
ゲームチャンネルでほかの芸人と差別化する策について、石黒はほかのプレーヤーに挑発的な行為をする「煽りプレイ」を勧めます。
さらに、新規の視聴者が興味を持ってくれるような要素を決めるべきだと断言。
鈴木は「『はねトび』時代の暴露話をするのは…」と自ら案を出します。石黒は手を叩いて大笑い。高橋も絶賛している様子です。
高橋はしゃべりが得意な鈴木に、ゲーム実況ではなくゲストを呼んでトラッシュトークを繰り広げるチャンネルのほうがいいのではとアドバイス。
しかし、河田ディレクターからチャンネルで「なるべく悪口を言わないでください」と告げられているそう。
加えて、過去に煽りプレイをしたり、ゲストを呼んで煽ったりして、「低俗なチャンネル」だとほかの芸人にコラボを断られたこともあるのだとか。
講師陣は、口をそろえて「もったいない!」と言います。
関口は「ゲーム=スタジオ」「鈴木拓=演者」であるため、鈴木拓がゲームで何をするべきか明確にしたほうが良いと言い切ります。
また、生配信中にチャンネルを登録する人が多いことが判明。関口は、起点が利いたトークが要因ではないかと解説します。
そのため、ドキドキするような話が飛び出す「煽りチャンネル」のポジションを、今のうちにとっておくことを提案するのでした。
【File.41】YouTubeは素人の集まり?自由だからこそ自分らしいプロデュースを
ゲーム実況で100万人以上の登録者数を誇るドズルによると、「ひとつのゲームを深掘りする専門性が高いチャンネル」または「自分のキャラを生かしたゲーム初心者でも楽しめるチャンネル」のどちらかにコンセプトを絞るのが良いそう。
どちらが自分に向いているのか問われた鈴木は、新規の視聴者やゲームを知らない視聴者でも楽しめる後者を選択。
石黒は、事前の番組アンケートに書かれた「(鈴木が)YouTube的に素人だからディレクターに口を出さないようにしている」という内容が気になった様子。
続けて、「YouTubeに携わっている人はほとんどが素人であり、人それぞれのプロデュースの仕方があるから成功する方法はひとつだけではない」と述べる石黒。つまり、河田ディレクターにどんどん口出ししても問題ないという。
番組の最後は、高橋が一言で締めることに。高橋が放った河田ディレクターへの辛辣な言葉に、スタジオ一同は大爆笑!
アフタートークでは、YouTubeとテレビの違いを講師陣が徹底議論。YouTubeの真理が語られる展開に!
『辛口クリエイター塾』
【地上波放送】
毎週火曜日 テレビ愛知 → 中京テレビ → CBCテレビ → 東海テレビ の順で放送!
詳しくは番組HPをご確認ください。
【配信】
放送の翌日水曜朝8時にLocipoでディレクターズカット版(アフタートークなど)を配信予定。
Locipoプレイリストはこちら
【番組HP】
https://locipo.jp/pr/karakuchi-creater/
【出演者】
レギュラー講師陣:ドズル、関口ケント、石黒燦
ゲスト講師:高橋弘樹
ゲスト:ドランクドラゴン・鈴木拓
※記事の内容は放送当時のものです。