京商の2024年ラジコン新製品まとめ!サバンナGTやダットサンなどディテールにこだわり抜いたRCカーがズラリ 〈静岡ホビーショー2024〉
5月8日から12日にかけてツインメッセ静岡にて開催された国内最大規模の模型ホビーイベント「第62回 静岡ホビーショー」。今年も国内外で活躍するプラモデルメーカーやホビー関連企業などが多数出展し、会場内は活気で溢れていました。
メーカーの企画・開発担当者に新製品情報や担当者ならではの熱い想いをお伺いする「第62回 静岡ホビーショー」レポート。第2回は京商の矢島貴之さんとAKIRA Designの粉川章さんに、本格的電動RCカーから往年の名車の復刻マシン、そして京商の題名とも言えるラジコン・ミニッツの新商品についてお伺いしました。
レーシングシーンを沸かせたマツダの名車「1972 サバンナGT」が本格的電動RCカーとして登場
1/10スケールの本格的電動RCカーの一つとして京商のラインナップに加わったのが「RX3」の相性でも知られるマツダ「1972 サバンナGT」。
RX3の中でも前期バージョンをモデルとしたものが2024年7月より発売予定として発表されました。
「1972 サバンナGT」はかつて日産GT-Rの50連勝を阻み、レーシングシーンを盛り上げた一台。
ポリカーボネートボディをベースにカラーリングやメッキ処理を施すことで、弓矢を引いたようなデザインはもちろん、フロントグリルの印象的なエンブレムや丸目4灯まで緻密に再現されています。
ラリー初出場時初優勝を果たした日産「1971 ダットサン 240Z ラリー」も登場
RX3と同じく2024年7月に発売予定の一台が「1971 ダットサン 240Z ラリー」。日産が1971年に東アフリカで開催されたサファリ・ラリーにて初出場初優勝を果たした伝説のマシンが本格RCカーとして再現されました。
オプションのLEDライトユニットを装着すると、サファリ・ラリー時に鹿よけとして使われたライトまで完全に再現することが可能。かつて東アフリカの大地を駆け抜けた当時のレースシーンが蘇る一台です。
「レーシングバギー オプティマプロ」はレジェンドデザイナーの手によりパワーアップして復刻
数々の名車RCのデザインを手がけてきた粉川章さんの手により今回パワーアップして復刻したのが「1/10 レーシングバギー オプティマプロ」。オプティマシリーズの最終形として満を持しての登場です。
空気抵抗を意識した細身のデザインは見た目の格好良さも抜群。バッテリー位置の調整やアンダーボディの設置をはじめ、細部にも最新技術を投入し、今まで以上に走りを楽しめる一台となりました。
大人気のミニッツシリーズにも新作が続々登場
小さいボディで本格的な走行が楽しめると大人気なのが京商のミニッツシリーズ。その中でも、““RC入門マシン”として新たなカテゴリとして発表されたのが「ファーストミニッツ」です。
「ファーストミニッツ」は6000円台からというお手軽価格のマシンながら、本格的RCカーを数多く送り出してきた京商ならではの緻密なデザインと走りが楽しむことが可能。
往年の名車はもちろん、ハイエースや軽トラ、アメ車など馴染み深い車種もズラリとラインナップされており、ラジコンの世界の第一歩を踏み出すのにぴったりです。