ハイテク!マスク自販機製作『メカトロ部』に、戦う乙女の武道『なぎなた部』…部活動に力をいれる東海学園高校に潜入!
名古屋市天白区にある東海学園高校。今年サッカー部が愛知県No.1に輝き全国大会へ出場を決めるなど、部活動に力を入れている高校です。この学校へお笑いトリオ・パンサーの向井慧さんが“向かい”ました!
最初に訪ねたのは、文化祭でマスクの自動販売機を作ったというメカトロ部。
パンサー向井さん:
「こんにちは~!何かすごいね、色々。細かい部品が…レゴ(R)みたいなやつ?」
桜木くん:
「そうです。レゴのパーツを使って機体を作ってます」
去年、ロボコン大会のミドル競技シニア部門で全国優勝を果たした強豪のメカトロ部。なんとロボットはレゴブロックにプログラミングを組み合わせて作っています。その技術を応用して作ったのがマスクの自動販売機。
桜木くん:
「文化祭で4つの部活が集まって作ったんですけど、僕たちは中身を作りました」
外装は美術部と漫画研究部がデザイン。お金の代わりに入れるのがレゴブロックです。向井さんが黄色いブロックを入れると、自動で色を認識し、対応する商品が出てきました。
パンサー向井さん:
「このマスクはメカトロ部が作ったの?」
福井くん:「これは家庭科部です(笑)」
続いて向かったのが17人で活動するなぎなた部。全国大会の団体で準優勝の強豪です。
服部さん:
「なぎなたには演技競技と試合競技の2種類があり、演技競技は2人1組で決められた型を、呼吸を合わせて行い、試合競技は防具をつけて有効打突を取り合います」
女性の武道として発展してきた、なぎなた。「礼に始まり、礼に終わる」と言われるほど作法が重要視されます。剣道に似ていますが「すね」も有効ポイントなのが大きな違いです。
岩崎さん:
「試合では相手との読み合いが大変で難しいです」
パンサー向井さん:
「怖さみたいなものって、なくなるもんですか?」
村上さん:「普通にずっと怖いです(笑)」
そんな村上さんが、なぎなた部に入った理由は…。
村上さん:
「小5からなぎなた部です。健康のためにと思ってやっていました(笑)。『すごい猫背だよ』と言われてたんですけど『姿勢が良くなったね』って言われるようになりました」
このなぎなた部には男子部員も。2年生の別府くんは入部当時、初心者からのスタート。
別府くん:
「乃木坂46がすごい好きで、前まで練習場の玄関に『あさひなぐ』(メンバーが出演していたなぎなたの映画)のポスターが貼ってあって、それを見て入ろうって思いました(笑)」
この学校では競技のほか、なぎなたの認知度向上にと、音楽に合わせて演武する「リズムなぎなた」に取り組み、毎年文化祭や3年生を送る会などで発表しています。
向井さんも防具を身に着け、なぎなたを体験。
まずは面を狙いやすい攻撃的な「八相の構え」から。なぎなたを持つ手を入れ替えて、斜めに構えます。
パンサー向井さん:
「普通になぎなたを持って、普通に打ってるだけじゃないんだね!」
皆さん簡単に動いているように見えて、動きはとても複雑。続いては打突です。
岩崎さん:
「八相に構えて、右足を出しながら身体を逆に向けて側面を打ちます」
試合競技では、場面に合わせ様々な構えを使い分け、2mものなぎなたを振りまわします。そのスピード感と迫力が見所の一つで、向井さんがすねを打たれてみると…。
パンサー向井さん:
「(すねをビシっと打たれる)こわっ!怖すぎる!泣いたことない?痛くて」
岩崎さん:
「え~んとかはないんですけど、いた~い!っていうのはあります」
メカトロ部となぎなた部の生徒達を取材した向井さん。今回、感じたこととは…?
パンサー向井さん:
「やってみるとどの部活も奥深いですね。なぎなた部の皆さんは部活をやることで礼儀作法も非常にしっかりしていたので、子供とかできたら入らせたいなとか思いましたね。あと、僕も『すね』を覚えたので、尾形さんがボケた時にすねを打ち抜くツッコミを今日学びましたから(笑)。近日出ると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います」
東海学園高校メカトロ部となぎなた部の皆さん、ありがとうございました!