地元民が大絶賛!?三重県桑名市の隠れた名店『新城』で味わう木曽三川うなぎのひつまぶし 加藤愛が愛されフードを徹底調査『チャント!』
その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ、根づく愛されフード。加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、『三重・桑名市』の『新城のひつまぶし』です。
「食べなきゃ絶対に損です!」地元民絶賛の桑名市の愛されうなぎ
聞き込みによると、『新城のひつまぶし』は絶対に食べなきゃ損する一品。桑名市役所の隣に店を構える炭焼きうなぎ『新城』は、高級なイメージがあるウナギながら、お昼から超混み混み!店内には若者から年配の方まで、幅広い層のお客さんがひっきりなしに訪れています。
蓋を開けるとぎっしりと詰まったうなぎに期待が高まります。「いい香り!」と加藤アナ。まずはそのまま一口。「外側はすごくカリッとしていて香ばしいんですけど、身はふわふわですね。あと味がしっかりしていてご飯が進みます」と笑顔がこぼれます。
実は新城で使われているのは、あまり聞きなれない『木曽三川うなぎ』。毎朝、卸問屋から直接届くウナギを串打ち。備長炭を混ぜた炭火で、外側はカリッと中はふんわり焼いていきます。焼き上げる数は、平日でも100本以上!
創業以来継ぎ足しのタレに伊勢醤油などをブレンドした濃いめの甘辛ダレは、うなぎのうま味も溶け出した唯一無二の店の味。職人がつきっきりでうま味を逃さず、香ばしい絶妙なラインに焼き上げています。
ひつまぶしの2杯目は薬味をのせて、3杯目は出汁茶漬けで味わうのが正統派。「ご飯とうなぎだけの時って結構味がしっかりしていたんですけど、お出汁が加わることによってあっさりになるので食べやすくなります」と加藤アナ。マグロの削り節から取る出汁は上品な味わいで、うなぎのうま味を引き立てる名脇役に徹しています。
お昼限定の『ひるまぶし』!コスパ最強の特別メニューとは
「今何を召し上がっているんですか?」と客に尋ねると、「ひるまぶし」との答えが。『ひるまぶし』はお昼限定の特別メニューで、ひつまぶしはうなぎが4切れに対して、ひるまぶしは3切れ。ただ、一切れが大きいのでこれでうなぎ半尾分になるとのこと。
お吸い物、フルーツなどもついたセットで、驚きの税込2600円!自慢の木曽三川うなぎを多くの人に食べてもらいたいという気持ちから生まれたサービスメニューです。
他にも、丼ぶり派の方には同じくうなぎ半尾分の『新城丼』や、今年からの新メニュー『千姫御膳』など、バリエーション豊富。特に千姫御膳は、丼もひつまぶしも両方食べたいという欲張りな人にぴったりです。
初代店主が惚れ込んだ!?生産者の顔が見える『木曽三川うなぎ』
新城が誇る『木曽三川うなぎ』は、木曽川・長良川・揖斐川の豊かな水で育てられる地元のブランドうなぎ。1981年に元々仕出し料理店をしていた初代・山下栄一さんが、地元のうなぎに惚れ込み、専門店を始めたのが店の始まりです。
育てているのは5軒の養鰻場と卸問屋さんが一体となった桑鰻(そうまん)会。稚魚の仕入れ先から出荷まで徹底したデータ管理のもと、国家規格であるJAS認定も受けた“生産者の顔が見えるウナギづくり”を実践しています。
新城では、店内にその日のうなぎの生産者の写真が飾られています。これも育てたうなぎ、使ううなぎに自信があるからこそ。「全国のブランドうなぎに負けないようなものであるというのは確信しています」と店主。「問屋さんや養殖業者さんが本当にこまめに食べに来てくれる」という言葉からも、生産者と飲食店の信頼関係が伝わってきます。
加藤アナは「生産者の顔がわかる安心感、密につながる地元にこだわった新城のうなぎのひつまぶし、食べ進めるごとに違った美味しさで最後まで大満足で楽しめました。桑名に来たら新城のひつまぶし、食べなきゃ損ですよ!」とコメント。
桑名自慢の木曽三川うなぎを使った新城のひつまぶし。地元愛にあふれる生産者と飲食店がタッグを組んだ最強の愛されフードでした。
CBCテレビ「チャント!」2025年4月4日放送より