牛の飼育にファッション、最強ディベート軍団!? 愛知の個性派高校ランキングTOP20【15位~11位】
愛知には、思わず「こんな高校があったの!?」と驚くユニークな学校がたくさんあります。そこで今回は、県民3万人に「学んでみたい」「覗いてみたい」と思う高校をアンケート調査。その結果をもとに、人気の高校をランキング形式で発表します。今回は15位から11位までを一挙に発表。独自の校風や教育に迫ります。
15位 猿投農林高校|バンテリンドーム8個分!広大なキャンパスで学ぶ"本物の農業"

なんと名古屋コーチンの卵も毎朝とれる
猿投農林高校は、明治39年創立の伝統ある農業高校。総敷地面積は、なんとバンテリンドーム約8個分にも及びます。農業の幅広い分野を学ぶことができ、「農業高校の甲子園」と呼ばれる全国大会で最優秀賞に輝くなど、全国屈指の実力校として知られています。
広大な敷地には、畜産から果樹栽培まで本格的な実習施設が充実。畜産専攻では約10頭の肉牛を飼育し、約800羽のニワトリも飼育しています。「動物に関わる仕事がしたい」と入学する生徒も少なくありません。

校内で育てた野菜の即売会は大人気
果樹専攻ではブドウやナシを栽培。シャインマスカットは、種なし・大粒に育てるため「ジベレリン処理」を施すなど、プロの農家と同じ栽培技術を学びます。
授業は普通教科と農業分野がほぼ半々。育てた作物の出来栄えも成績に反映され、生産から販売まで一貫して学べるのが特徴です。放課後には校内で野菜の即売会も開かれ、学校で育てた新鮮な野菜を目当てに多くの生徒が並びます。
14位 桜台高校|制服も私服も自由!ファッションを学ぶデザイナーの卵たち

名古屋のトレードマーク・ナナちゃんの衣装制作も行う
桜台高校は、普通科に加え、公立高校では珍しい「ファッション文化科」を設置。デザインや洋裁、ファッションショーの企画・運営まで幅広く学び、毎年名古屋駅前のナナちゃん人形の衣装制作も手掛けています。
卒業後は文化服装学院や名古屋モード学園へ進学する生徒も多く、将来のデザイナーやクリエイターを目指す環境が整っています。

おしゃれな服を制作しながら、自らもスタイリッシュに
もちろん登校は私服でもOK。校内には個性あふれるファッションに身を包んだ生徒が並び、それぞれが自分らしいスタイルを表現。まるでランウェイのような「桜台コレクション」が日常の風景になっています。
13位 千種高校|自主性が育む"討論文化" 全国屈指のディベート強豪校

海外への名門大学へ学生を輩出することもある千種高校
千種高校は、愛知県で初めて国際教養科を設置した高校。ハーバード大学やケンブリッジ大学へ進学した卒業生もおり、俳優・舘ひろしさんの母校としても知られています。
校風はとても自由。制服はありますが私服での登校も可能で、茶髪やピアスも基本的には認められています。「人を不快にさせないこと」を大切に、生徒の自主性を尊重する文化が根付いています。

自主的な生徒が多いため、討論文化が根付く
そんな自由な校風を象徴するのが、「まずは話し合う」という討論文化。文化祭の企画も多数決だけで決めるのではなく、納得いくまで意見を交わすのが当たり前です。
その伝統を受け継ぐ討論部は全国大会準優勝の実力。番組ではワタリ119さんが「バレンタインは廃止すべき」というテーマで挑みましたが、「青春の思い出になる」「記念日のうちバレンタインだけを廃止する理由がない」という高校生たちの論理的な反論に押されて敗北。最強ディベート軍団の実力を見せつけられました。
12位 桜花学園高校|女子バスケ日本一!世界へ羽ばたく名門女子校

愛知でバスケットボールの名門といえば桜花学園高校
桜花学園高校は、愛知県を代表する女子校。女子バスケットボール部は全国最多となる数々の全国大会優勝を誇り、オリンピック銀メダリスト・馬瓜エブリンさんをはじめ、日本代表選手を数多く輩出しています。合唱部も全国トップレベルの実力です。
保育コースでは実際に子どもを預かる実習を行うなど、専門性の高い学びも充実。和室では茶道や着付けを学び、日本文化やおもてなしの心も身につけます。

すでに全国区で注目されている選手も在籍
制服はフランスのファッションブランドがデザインを担当。リボンやスカート、カーディガンを組み合わせることで約90通りのコーディネートが楽しめるなど、おしゃれも人気の理由です。
女子バスケットボール部には全国各地から有望選手が集まり、高校入学と同時に寮生活をスタート。栄養バランスを考えた食事が提供され、お菓子や甘い飲み物は控えるなど、トップアスリートとしての生活を送っています。
11位 岡崎高校|東大・京大合格者県内トップ!効率を極める進学校

超難関大学への合格者数が県内トップの三河の名門
岡崎高校は、昨年度の東京大学・京都大学への現役合格者数が愛知県トップを誇る三河の名門校。スーパーサイエンスハイスクールにも指定され、科学技術分野を担う人材育成にも力を入れています。
3年生全員が研究成果を発表する「探究活動発表会」は、体育祭や文化祭と並ぶ学校最大級のイベント。自ら設定したテーマについて一日かけてプレゼンテーションを行います。

コスパよく時間を使う文化が根付いている
岡崎高校で印象的なのは、効率を重視する校風。昼休みを有効活用するため、授業の合間に昼食を済ませる「早弁」をする生徒も多く、空いた昼休みは勉強や部活動に充てています。
登山部は全国大会3年連続出場の実力校。昼休みにザックを背負って階段トレーニングを行うなど、限られた時間も無駄にしません。
さらに職員室前の廊下には自習机が並び、分からないことがあればすぐ先生に質問できる環境も。学びへの意欲を支える工夫が随所に見られる進学校です。