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どうする岡崎!? 今こそ徳川家康に乗っかる岡崎市! 中学生でも息切れがあたりまえな急坂を天白区に発見! 豊橋市民は市民全員ノリがいいのがあたりまえ?

所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん!大河ドラマ「どうする家康」の放送が目前に迫った家康のお膝元・岡崎市では今こそ家康に乗っかるのがあたりまえ!? 名古屋市天白区では中学生でもあたりまえに息切れしてしまう急坂を発見!さらに豊橋市では、市民全員がノリノリで対応するある取り組みについて調査しました。


愛知県民も知らない“地元のあたりまえ”を大公開!!番組の見逃し配信はこちらから

大河ドラマ放送目前!「どうする家康」の盛り上がりに岡崎はどうする?

2023年新春より放送が始まる大河ドラマ「どうする家康」は徳川家康が主人公。生誕地である岡崎市ももちろん大きく盛り上がっています。


岡崎市役所では大河ドラマ館のオープンに向けて『「どうする家康」活用推進課』を設置。265億円とも言われる経済効果を引き出すべく、職員が日々奮闘しています。

ちなみに「どうする家康」活用推進課のテーマカラーは主人公を務める松本潤さんのメンバーカラーである「紫」。スタッフの方も着用している紫のユニフォームは一般販売も行っているそうです。


そして『「どうする家康」活用推進課』と共に現在大忙しとなっているのが岡崎市が運営する中小企業のビジネス支援窓口「岡崎ビジネスサポートセンター(通称:オカビズ)」。様々な悩みを抱える地元企業からの相談に年間3000件以上も対応する、岡崎の企業にとって心強い存在です。


「岡崎の中小企業にもぜひこのビッグウェーブに乗ってもらいたい」と話すのはセンター長の高島舞さん。既に25種類以上の家康乗っかり商品の開発を地元中小企業とともに行ってきました。

例えば地元のお米屋さんとは徳川家康の「天下統一」に乗っかって47都道府県のお米を一つブレンドした商品を開発。発売するやいなやすぐに評判となり400~500セット近くがあっと言う間に売れてしまったそうです。


金属加工工場と開発したのは家康の「出世」に乗っかったお守り。他にも家康の「マイルドさ」に注目して開発したマイルドなコーヒーなど、一ひねり加えてストーリーを持たせた驚きのある商品が次々と誕生しています。

明治時代から続く岡崎の人気うどん店「大正庵釜春」も高島さんのアドバイスで家康乗っかり商品「家康公が愛したうどん」を開発。文献資料に基づき、生姜と全粒粉を用いて徳川家康が好んでいたといううどんを忠実に再現したところ瞬く間に大人気となり、今ではお土産物として1番人気の商品となっているそうです。


この他、地元の印刷会社である「永田印刷所」は印刷工程で出る切れ端を使ったメモ用紙の商品を開発。当初は家康の家紋が入っただけのものでしたが、高島さんのアドバイスで家康の「倹約精神」の話も入れることとなりました。「ケチ」ではなく「倹約精神」、ここに家康好きな岡崎市民の心が現れています。


大河ドラマがスタートするとますます活況を呈することは間違いなし。「どうする家康」で岡崎がどうなるのか!? 今から楽しみです。

中学生でも息切れがあたりまえ!?名古屋市天白区での急坂生活に密着!

名古屋市天白区の八事周辺は急な坂が多いことで有名なエリア。この一体にはもともと岩が多く、八つのゴトゴトした坂道があることから「八事」という地名がついたという説もあるそうです。


そんな坂だらけの八事エリアの中でも地元の人たちから最も急な坂と言われているのが塩竈神社と御幸山中学校を結ぶ坂。あまりに急な坂のため、入学式や卒業式に向かうお母さんたちもヒールでは無く運動靴で登らなければならないほどなんだとか。


実際にその坂を訪れてみると、坂の中腹にある家で斜めになっている門を発見。良く見ると坂の傾斜に合わせて門が潜り込んでいました。急坂に建つ家ならではの光景です。


御幸山中学校に通う生徒達は、毎日この急な坂を上り下りしながら通学。あまりの坂のきつさに、みんな首がうなだれてしまっています。なぜならこの坂は355mの距離の間に49mも昇る超急坂。最大斜度は14度を超えており、うっかり水筒を落としたら坂の下まで転がってしまうのもあたりまえだそうです。


そんなきつい坂は部活動のトレーニングで大活躍。御幸山中学校の陸上部ではこの急坂をダッシュで上る「坂ダッシュ」が伝統。坂に鍛えられた脚力のおかげで今年は団体で東海大会を制覇、個人競技では全国大会への出場も達成しました!


現役中学生であっても自転車ではとても登れないほどの急坂。それでも御幸山中学校の生徒達は急坂とともに学生生活を送るのがあたりまえでした。

豊橋市民は「市長」をノリノリで出迎えるのがあたりまえ!?

「市民の誰もが劇団員のようになる日がある」という情報が寄せられたのは豊橋市。そのカギを握る6人が集まっていると聞き、豊橋市役所を訪れます。


実はこの日集まっていたのは「一日長」を務める人たち。実は豊橋市では毎年11月11日を市民の日として、一日市長をはじめとした行政の様々な部門の「一日長」を一般市民が務める取り組みが行われているんです。


この日一日市長を務めるのは中学三年生の山部チアゴさん。学校では生徒会長を務めたこともある人気者です。


一日市長をサポートするのは市役所勤務35年の石川課長。山部さんが務める一日市長の「秘書」役になりきって、ノリノリでサポートしています。


関連部署へ就任の挨拶回りをすると職員が拍手でお出迎えして「一日市長」を盛り上げます。本物の市長との会談した際には「一日市長」の肩書きが入った名刺を交換。本物の市長の椅子にも座り、なんと公式書類にも印鑑も押していました。


その後「一日市長」の山部さんは公用車で豊橋の街を回り、市民たちの暮らしぶりを視察。すると「一日市長」のタスキを見つけた豊橋市民から次々と声をかけられます。中には駆け寄って握手を求める人も!職員も市民も「一日市長」をノリノリで盛り上げます。


昭和38年から始まった「市民の日」の取り組みは今年で60回目。毎年欠かさず「一日長」を盛り上げてきました。こうした取り組みがある豊橋市では、市民と行政の距離が近いのもあたりまえなのかもしれません。

※記事の情報は放送日時点のものです。

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【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/atarimaeAICHI/

※記事の内容は放送当時のものです。




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