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今は使われていない!?消防署に欠かせないアイテム『すべり棒』が廃止された理由とは

出動ベルとともに消防隊員が階下へ素早く出動するための『すべり棒』。映画やドラマで見たことがある人もいるのではないでしょうか?

実は現在、すべり棒は使われていないのだとか…。いつの間に廃止されたのか、取材しました。

すべり棒はすでに存在しないアイテムに


すべり棒は使われていないのか調べたところ、愛知県のすべての消防署で使われていないどころか、現在は存在すらしませんでした。そこで、兵庫県にある加古川市中央消防署に伺いました。


予防係長の竹本直徒さんに案内してもらい、念願のすべり棒と対面。しかし、5年ほど前から使っていないそうです。

竹本さんによると「隊員が出動の際にすべり棒を滑ることでケガをする可能性があるので、現在は使用しておりません」とのこと。


直地の際に足をくじくなど、ケガを招く事例が発生しており、市民の安全を守る消防隊員にケガをさせるわけにはいかないと気付いたのだそうです。

すべり棒と階段では、どちらが早いか比較検証

そして、もう一つすべり棒が使われていない理由がありました。竹本さんは「階段の方が安全で早いからです」と回答。


では、どちらの方が早いのか?隊員4名が消防車に乗り込むまでのタイムを、すべり棒と階段で比べてみることに。


まずは先攻のすべり棒。全員が乗り込むまでのタイムは33秒でした。


続いて後攻の階段は25秒。階段の方が8秒早いという結果でした。

意外なところで『すべり棒』が活躍

消防署のすべり棒は使われていないとのことですが、意外なところですべり棒が活躍しているのだとか。

千葉県にある『中村製作所』に訪れると、主に学校や公園の遊具などを製造・販売する会社で、意外な事実が発覚することに…。


配信動画では、現在すべり棒がどのように活躍しているか詳しく紹介しています。すべり棒と階段ではどちらが早いか比較する様子も、ぜひ動画でチェックしてみてくださいね。

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