「ボトルシップ」はまずボトルを選ぶところから!道具まで手作りするこだわりの作品を紹介

車やプラモデル、カメラなど、趣味の世界を楽しむ大人たちに密着してその魅力を調査する『極上ライフ おとなの秘密基地』。2016年~2018年までテレビ愛知で放送され、現在はLocipoでアーカイブを見ることができる。今回は「ボトルシップ」をテーマにした放送回を取り上げ、ボトルシップ歴33年の秦鐘治さんにこだわりのポイントを紹介する。


ボトルシップはまずボトルありきだと語る秦さん。気に入ったビンを見つけ、そのビンに合う船を作るのだという。変わったビンを見つけると、俄然創作意欲が沸くのだとか。


イギリスの海洋冒険小説が大好きな秦さんは、小説に登場する16世紀~18世紀の大航海時代の木造の帆船をボトルシップにすることが多い。ついには小説の中の帆船を想像して図面を起こし、作ってしまうほど。「ロープがグチャグチャの船が好き」と言う秦さん、大航海時代の帆船はロープが多いので大好きなのだそう。


船体部分を組み立てた接着剤が乾いたら、いよいよメインマストの組み立てに入る。帆から伸びている糸は全部でおよそ30本、船全体では40本の糸が必要となる。これがビンの中で絡まないように注意しなければならない。色々と準備はするが、「結局はグシャグシャになる。こうなってくると最後は神頼み」と秦さんは笑顔で話す。


ボトルシップは、道具も全て手作り。ボトルの形や入り口の長さに合わせて、毎回作り直す必要がある。道具で糸を引っ掛けたり余分な糸を切ったりする作業は集中力がいるので、長年ボトルシップ作りをしている秦さんでも一日数本が限界なのだそう。コツコツと毎日少しづつ作業を進めていく。


こうしてようやくひとつのボトルシップが完成する。このボトルシップ、秦さんは船として大切なものをわざと作らなかった。答えは「いかり」。船の左側には付けたが、右側には付けなかった。分かる人にはわかる遊び心だ。


最後に秦さんが見せてくれたのは、1升瓶の10倍の大きさの1斗瓶。「ただ単に船を入れるだけじゃなくて、今までやったことがない作り方をしたい」と展望を語る。ここにはいったいどんな帆船が入るのだろうか。

『極上ライフ おとなの秘密基地』

テレビ愛知 毎月第3土曜日午後3時~放送(放送終了)
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/himitsukichi/
【案内人】八嶋智人

※記事の内容は放送当時のものです。

極上ライフ おとなの秘密基地

「車」「プラモデル」「カメラ」など趣味の世界を楽しむ大人たち。彼らはなぜその世界のとりこになったのでしょうか?その魅力とは??東海地方で、趣味の世界をとことん追求している人たちに密着取材。驚きの世界やこだわりの技、好きだからこそ語り合える仲間たちが集う「上質な空間」とその交流を紹介。人生の歓びを追求する、大人のための「知的好奇心」探求番組です。

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