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名古屋駅の近くをオトナ散歩!風情あふれる『四間道』の人気店 後編

はるな愛と村上佳菜子が東海地方の話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながら街歩きする番組『デラメチャ気になる!』。1月31日の放送では名古屋市西区の古い街並み、『四間道』(しけみち)を歩きました。ふとしたところにオシャレな店が続々とオープンしており、古い街並みにこだわる個性派店主たちに出会えます。
前編はこちら

2つの顔を持つ女!?


一見ただの古民家ですが、戸を開けるとそこは別世界!2020年にオープンしたばかりの『HOTEL和紡』を案内してくれるのは女将の元花千佳さん。有松絞りのクッションやアートパネル、窓に反射するライトまで計算して作られた中庭など、いたるところに女将のこだわりが詰まっています。素敵な和モダンの宿には、県外からもたくんさんのお客さんが訪れます。


ホテルから少し歩いたところには煎茶や抹茶をいただける茶房をオープン。『那古野茶房 花千花』は築100年の古民家を改装していて、女性を中心に人気を博しています。37歳の若さでホテルと茶房の女将を務める元花さんは、18歳から全国でウェディングプランナーとして活躍していました。地元を出た理由は「名古屋が嫌いだった」から。


しかし全国を渡り歩いたことで「自分の生まれ育ったルーツに誇りを持てたら人生はもっと楽しくなるのではないか」と自らを省みることができて「名古屋を好きになる活動をしよう」と思い立ったそう。離れて初めて気づいた地元の魅力を広めようと、2つの顔を持つことになりました。


茶房では岐阜の東白川村産のお茶を中心に、中山間地で育った香りのいい地元のお茶を揃えています。自分で実際に茶葉を見て、香ることができる”選ぶ楽しさ”を演出。「日本だとお食事を食べに行ったらお茶が無料で出てくる。それに価値をつけていくって難しいですよね」と率直な疑問をぶつけるはるな。


「やっていけるのって言われることもある。それでも地元の良さを伝えたい」と女将は答えます。四間道界隈にはそんな志の高い店主が多く、常に新しい楽しみ方に溢れています。

フルーツパワフルマダム!?


続いては、看板においしそうなフルーツパフェの写真が並ぶかわいらしい洋風の店にやってきました。2018年にオープンした大人気の『カフェ ド リオン ブルー』のオーナーは岸本由美子さん。元々は貿易の会社に勤めていて度々フランスを訪れていました。その時にフランスのカフェと日本の喫茶店の違いに気づきます。


「同じお茶の文化なのに何でこんなに違うんだろう、日本でも本格的なカフェを開きたい」と思い立ち、なんと40歳の時に家族を置いて単身でフランスのリヨンに修行に行きました。4年後、四間道に念願のカフェをオープンし、今では3店舗のオーナーに。


今の季節のおすすめメニューは、こんもり苺が高く積まれた『特撰プレミアムいちごのパフェ』です。苺の果肉が40%も練りこまれたアイスクリームが土台となっていて、その上から苺が落ちないように丁寧に乗せていきます。1つのパフェに使っている苺は驚愕の1パック半!


フルーツには特にこだわっていて、週に3回名古屋の中央卸売市場へ行き、その日一番のフルーツを自ら仕入れます。四間道にカフェをオープンした理由は「下町の中にポツンとカフェやビストロがある」ところがリヨンと似ていると感じたから。


「名古屋駅のような大きい駅からこれだけ近いところに文化が残っている街ってあまりない。おいしいものを食べつつ、歴史を感じる歩く旅をしていただけたらいいなと思う」と岸本さんは最後に四間道の魅力を語りました。

『デラメチャ気になる!』

はるな愛と村上佳菜子が東海地方の話題のスポットに出かけ、“気になる”を調査しながらぶらり街歩きする番組。Locipoでは過去の放送も配信しています。

【放送局】テレビ愛知 毎週日曜日 午後2時30分放送
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/deramecha/
【配信】Locipo YouTube ​

※記事の内容は放送当時のものです。

デラメチャ気になる!

街で見かける気になる看板―、気になる暖簾―、気になる行列―、そんな気になるを解き明かしながら「はるな愛」と「村上佳菜子」がぶらり街歩き。

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