「80年前、父は名古屋を焼き尽くした」B29アメリカ人搭乗員の写真と記録で名古屋空襲を紹介

名古屋市名東区のピースあいちで、企画展「80年前、父は名古屋を焼き尽くした」が開かれています。この企画展は、80年前の名古屋空襲にB29の搭乗員として加わったアメリカ兵が記録した写真などから空襲の実態を紹介しています。

写真などを提供したのは、父親が名古屋空襲に加わったアメリカ人アーティスト、ボブ・フレミングさんです。会場にはフレミングさんが父親の遺品を整理したときに見つけた戦時中の写真や、名古屋を何度も空爆した記録など、約200点が展示されています。

訪れた人：
「戦争の恐ろしさをすごく感じました」

担当者によると、名古屋空襲をアメリカ側の個人が記録した資料は貴重で、ピースあいちで展示するのは初めてだということです。

企画展は、名古屋市名東区のピースあいちで5月17日（土）までです。