ドローンでクマの追い払い　スピーカーから猟犬の鳴き声「一定の効果あり」平地でのクマの出没が減る　岐阜

岐阜県は、飛騨市で行ったドローンでのクマの追い払いについて「一定の効果があった」と発表しました。

　岐阜県は今月14日飛騨市古川町で、ドローンを飛ばし、スピーカーから猟犬の鳴き声などを出してクマを追い払う取り組みを始めました。

　その後、県が周辺に設置したカメラなどで調べたところ平地でのクマの出没が減り、農作物への被害が無くなったと言うことです。

「作物の所まで来ていない。それから平地によって数が減ったことは、まずは一定の効果があったと思う。ただこれで終わりだと思っていないので、夜はドローンを飛ばせませんし、いろんなことをこれから対策していこうと考えている」（岐阜県 江崎禎英知事）

　県はドローンでのクマ対策を今月中に高山市や中津川市でも行う予定です。