元岐阜県警の45歳警部が“盗撮”を認める　女性のスカートの中をスマホで撮影した罪で初公判

女性のスカートの中を盗撮した罪などに問われている、元岐阜県警の警察官に検察側は拘禁刑10カ月を求刑しました。

　性的姿態等撮影の罪などに問われているのは、元岐阜県警生活安全総務課の警部、野村祐一被告(45)です。

　起訴状などによりますと、野村被告は今年6月から8月にかけて愛知県一宮市のゲームセンターなどで、かばんに隠したスマートフォンで女性のスカートの中を撮影したなどとされています。

　19日の初公判で、野村被告は起訴内容を認めました。

　検察側は、野村被告が「2年ほど前から少なくとも300件の盗撮を繰り返していた」と主張したうえで、「常習性が顕著だ」とし拘禁刑10カ月を求刑しました。

　弁護側は「野村被告は反省している」として、罰金刑を求めました。