
「飼育費用がなかった」生後間もない子犬5匹をアパートの植え込みに置き去りか 28歳の女を逮捕

04.09(水)19:23
生後間もない子犬をアパートの植え込みに置き去りにしたとして、28歳の女が逮捕されました。動物愛護法違反の疑いで逮捕されたのは名古屋市千種区の無職、田又睦月容疑者(28)です。警察によりますと、田又容疑者は2025年3月22日、名古屋市中村区のアパートの敷地内にある植え込みに生後間もない子犬5匹を置き去りにして遺棄した疑いが持たれています。
3月22日、アパートの付近を通った人から「駐車場の植え込みで子犬5匹が身を寄せ合って鳴いている。動物虐待だと思う」などと警察に通報がありました。その後、防犯カメラの映像などから田又容疑者の犯行が発覚したということです。
警察の調べに対し田又容疑者は「飼育費用がなく、動物愛護センターへ支払う引き取り手数料もなかった」などと話し、容疑を認めているということです。遺棄された子犬はオスが2匹、メス3匹で、現在は5匹とも市の動物愛護センターで保護され無事だということです。