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多度大社「上げ馬神事」“むちの使用禁止”など安全対策を強化 馬にけがなく終了「どんな形であっても100年、200年続いてほしい」三重・桑名市

05.06(火)08:00
三重県・桑名市の多度大社で伝統行事、上げ馬神事が行われました。今年は、安全対策が強化され、すべての馬にけがはなく終了したということです。
約700年続くとされる上げ馬神事は、高さ2メートルの土壁を乗りこえた回数で豊作を占っていましたが、おととし、転倒した馬が殺処分されるなどして「動物虐待」との批判が相次ぎました。
これを受け、去年から壁を撤去して坂を緩やかにし滑りにくい土が使われていて、今年はさらに、むちの使用を禁止し、坂の上にも砂を敷くなど、対策が強化されました。
2日間にわたって行われた神事はすべての馬にけがはなく終了したということです。
四日市市から:
「盛り上がりにかけるかなと思って見ていたが、そんなことはなくてそれはそれでいいなと思った。どんな形であっても100年、 200年続いてほしい」