これから冬にかけ、海面が色鮮やかに緑で染まるということです。
三重県紀北町の矢口湾では、波の静かな入り江を利用して「あおさのり」の養殖が盛んに行われていますが、その種付け作業が始まりました。
作業は養殖の網を岸に近い浅い所で1週間ほど海水に浸し、「あおさのり」の胞子を付着させることで完了します。
この日も養殖業者らが、湾内の浅瀬に打ち込まれた支柱に、手馴れた様子で網を結んでいました。
種付け作業は9月下旬まで続き、本格的に養殖が始まると、冬にかけて湾内が緑で染まるということです。