馬に暴力加え坂を上らせた疑い…多度大社の『上げ馬神事』で書類送検された関係者12人全員を不起訴処分

　三重県桑名市の多度大社の祭り「上げ馬神事」で2023年5月、暴力を加えて馬に坂を上らせたとして書類送検された神事の関係者らが、不起訴処分となりました。 　桑名市の多度大社で2023年5月に行われた上げ馬神事では、馬に暴力を加えて坂を上らせたことが動物愛護法に違反するとして、2024年9月、警察が神事の関係者12人を書類送検していました。 　津地検は2025年3月25日、12人全員を不起訴処分とし、理由について「証拠を精査した結果、犯罪の成立を認定すべき証拠が不十分であった」とコメントしています。 　このうち1人については、すでに死亡しているため、不起訴となったということです。