パビリオン“全制覇”の男性が探すのは…「幻のパビリオン」!? 万博最終日の来場者に「最後の目的」を聞いてみると

泣いても笑っても、13日がラスト。来場者のみなさんの最後の目的は…?
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(来場者)
「大屋根リング楽しんだり、花火見たり。」
「パビリオンなにも取れなかった、最後までいようかな。」
「取れました!大阪ヘルスケア取れました~。」
そして出会ったのは、35回目の来場だという男性。
(藤井伸一さん)
「どこの国旗かわかります?フランス?なんでやねん!オランダです。実は私オランダパビリオンに思い入れがあって…」
前回1970年の大阪万博で、父親がオランダ館を訪ねたことに影響され、今回の万博の一番の目的はオランダ館に行くことだったといいます。
(藤井伸一さん)
「どうせなら我慢して我慢して、最後に行こうと思ったんですよ。9時開場とともに大きい声では言えないですけど、頑張って走ってこけたりしたんですけど。破けているこれ。めっちゃ恥ずかしかった。西ゲートで唯一コケてる変な人みたいな。念願のオランダパビリオンに入って、スタンプ帳がとうとう完成!これでラストです!」
「パビリオン全制覇」男性の次なる目標は?
男性はきょう、すべてのパビリオンのスタンプをゲットしたのです。
(藤井伸一さん)
「あとね、一個だけ目標があるんですよ。幻のパビリオンを追いかけていて。ごめんね、膨らませて。」
万博会場に設置されている積み木のような形をした奇抜なトイレ。
建設にかかった費用などから“2億円トイレ”とも言われてきました。
その設計者の米澤隆さんが、非公式で来場者にスタンプを押してくれるという情報が流れるも、当の米澤さんが会場のどこにいるのかわからないと言われています。
(藤井伸一さん)
「最強の鬼ごっこみたいなのがある。それが幻のパビリオン。」
ということでまずは、トイレに向かう男性に同行しましたが、米澤さんの姿はなく。SNSで情報を探していると…
(松本道弥アナウンサー)
「待って下さい!これ13分前。」
(藤井伸一さん)
「13分前!?来た!ポップアップステージ東!」
「幻のパビリオン」発見か?
なんと!米澤さんが会場内でSNSを更新!
その写真を頼りに、米澤さんを探し回ること1時間半。
(藤井伸一さん)
「米澤先生~」
(松本アナ)
「このあたりにいらっしゃる?あれ違います?」
ついに発見!米澤隆さんです。
(藤井伸一さん)
「ありがとうございます!ここにスタンプのラストに!」
念願のスタンプをゲットし、藤井さん万博でやりたかったことを今日すべて達成しました!
(藤井伸一さん)
「最後のスタンプ!このスタンプが最終日に押せました。ありがとう~!若干ドキドキしてるでしょ?これが万博です!はははは。」