受験生など約70人乗り満員状態…名古屋の市バスがまた前のドアを開けたまま走行 2024年度だけで8件目

　名古屋市熱田区で1月15日、満員の客を乗せた市バスがドアを開けたまま走行しました。ケガ人はいませんでした。 　名古屋市交通局によりますと、15日午前7時55分ごろ、熱田区の池内町バス停を出発した瑞穂運動場東行きのバスが、前のドアを開けたままおよそ8メートル走行しました。 　バスは高校受験に向かう中学生などおよそ70人が乗り満員状態でしたが、けが人はいませんでした。 　乗客の指摘を受けた46歳の運転手は、交通局の聞き取りに「失念した」などと説明しているということです。 　名古屋の市バスがドアを開けたまま走行する事案は、2024年度だけで8件目で、12月には国交省中部運輸局から行政処分を受けたばかりでした。