連続ひったくり事件　被告の男(52)起訴内容を認める　名古屋地裁

名古屋で相次いだひったくり事件の初公判で、被告の男が起訴内容を認めました。

防犯カメラがとらえていたのは、ひったくりをして逃走しようとした原付バイクに乗っていた人物が、取り押さえられる様子。

あわせて8件のひったくり事件で罪に問われている愛知県蒲郡市の建設作業員、石沢博被告（52）です。

起訴状などによりますと、石沢被告は、2024年8月、原付バイクに乗って女性のハンドバッグをひったくり、逃走を阻もうと原付バイクにつかまった女性の夫をひきずってけがをさせた、強盗致傷などの罪に問われています。

25日の初公判で、石沢被告は「間違いありません」と、起訴内容を認めました。

続く冒頭陳述で、検察側は、石沢被告が金に困窮し、以前していたひったくりを再び計画したことなどを指摘しました。