クマ出没多発で対策会議　小中学校にクマよけの鈴、学校や振興事務所にクマ撃退スプレー配布　岐阜・下呂市

クマの出没が多発する岐阜県下呂市で、対策会議が開かれました。

　下呂市では今年のクマの目撃件数がこれまでに59件と、去年1年間の29件を大幅に上回っています。

　下呂市では人への被害は出ていないものの、未だに目撃情報が絶えないことから25日、今年2回目の対策会議が開かれました。

　会議では、市内15校の小中学生にクマよけの鈴、学校や振興事務所にクマ撃退スプレーを配布したことなどが報告されました。

　下呂市では、これまで被害が発生した時のみ対策本部を立ち上げていましたが、目撃が多い今年は、10月21日から対策本部を設置して対応を協議しています。