名古屋連続ひったくり事件で初公判　「間違いありません」被告の男は8件の起訴内容認める

去年の夏、名古屋市内で発生した連続ひったくり事件の初公判で、被告の男は起訴内容を認めました。

　起訴状などによりますと、建設作業員の石澤博被告（52）は、去年8月、西区で原付バイクに乗って女性のかばんを奪った上、バイクの荷台をつかんだ男性を引きずりけがをさせた強盗致傷など8件の罪に問われています。

　25日の初公判で石澤被告は8件について「間違いありません」と起訴内容を認めました。

　冒頭陳述で検察側は、石澤被告が母親が入所していた介護施設の支払いを滞納していたにもかかわらず、ギャンブルに金を使う生活を続けていたことが犯行の動機につながったなどと指摘しました。

　判決は12月3日に言い渡されます。