三重県の伊勢神宮で9月2日、稲刈りの始まりを告げる神事「抜穂祭」が行われました。 伊勢神宮の田んぼ「神宮神田」では、五十鈴川の清流を使って十数種類の米を栽培していて、2日は神様にお供えする稲穂を刈り取る「抜穂祭」が執り行われました。 白装束をまとった作丁と呼ばれる人たちが、田んぼに入って稲を刈り取った後、稲穂を1本ずつ抜き、麻紐で束ねていきました。 収穫された米は、10月15日からの神嘗祭で神前に供えられます。