「アジア開発銀行年次総会」2027年に名古屋開催が正式決定　69の国と地域の財務大臣らが一堂に　大村知事「地域一丸となって開催を支援」

69の国と地域の財務大臣や中央銀行の総裁が一堂に集まる「アジア開発銀行年次総会」が、2027年に名古屋市で開催されることが正式に決定しました。

「アジア開発銀行」は、アジア・太平洋地域の経済成長や経済協力を目指して設立された国際開発金融機関で、アメリカやヨーロッパ諸国を含む69の国と地域が加盟しています。

愛知県と名古屋市は、2027年に開かれる60回目の年次総会の誘致に、連携して名乗りを上げていました。

5日、イタリアのミラノで開催された年次総会で、名古屋市が開催地となることが正式に決定しました。

名古屋市で開かれるのは初めてで、2027年の年次総会は5月2日から5日までで、名古屋国際会議場や市内のホテルなどが会場になる予定です。

愛知県の大村知事は「愛知・名古屋の魅力を発信するとともに、地域一丸となって開催を支援してまいります」などとコメントしています。