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下水道管事故から命を救え カメラ付きロボットが要救助者を確認し消防隊員が救助 愛知県豊田市で訓練

11.17(月)18:57
2025年1月に埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故。下水道管の中で1人が犠牲になりました。下水道管内での事故に備え、愛知県豊田市で11月17日、救助訓練が行われました。
作業員:
「聞こえますか?大丈夫ですか」
訓練は、下水道管の工事中に作業員が倒れ、意識がないという想定で行われました。消防に通報後、カメラ付きのロボットを下水道の中へ。倒れた作業員を模した人形の位置を特定します。
ロボットのカメラにより要救助者と思われる人を発見確認後、駆け付けた消防隊員が救助に入ります。管路の中は縦1.2メートル。大人では立ち上がれません。
消防隊員:
「ロボットの照明確認。さらに要救助者発見」
約10分で救助することができました。担当者は、今回の訓練より狭い下水道管でも迅速に救助できるかが今後の課題だと話しています。





