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「くさい」「売れない」 海の厄介者“アイゴ”をおいしく食べる! 飲食店やホテル中心にSea級グルメ開発 12月にお披露目へ 愛知・田原市

11.17(月)19:35
海の厄介者「アイゴ」を使ったメニューの試食会が行われました。
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17日午後、愛知県田原市で開かれた試食会。つくねや鍋、フライなどがずらりと並び、地元の飲食店やホテルなどが12品を出品しました。
すべてに使われている食材が…
(仲買人 渥美魚市場 11月7日)
「あんなんいらんよ。アイゴ、売れんもん。くさいし、それ売るくらいなら他に売れる魚ある」
(渥美魚市場 清田幸広代表)
「磯を荒らすということで、害魚的な扱いを受けている」
「アイゴ」は内臓から出る強い臭いで、商品価値がほとんどないと言われる一方、磯を食い荒らし「磯焼け」の原因にもなるとされる“海の厄介者”。
海の厄介者…「アイゴをSea級グルメに」
なんとか有効活用できないかと、地元の商工会の有志らが計画したのが「アイゴをSea級グルメに」というきょうの試食会だったのです。
アイゴのすり身に長いもなどを合わせた「伊良湖ハートつくね」。ハートの形にかたどり、インスタ映えを狙いました。
(参加者)
「おいしいです。味が全部違って全部おいしい。不思議です」
「食べたら、『あ、おいしいや』ってなると思う」
「商業に活用して、プラス海がきれいになれば。一石二鳥で越したことはない。村おこしにはちょうどいい」
今後、それぞれの店で商品化の検討や改良を重ね、完成したメニューは12月に改めてお披露目される予定です。





