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中部運輸局が明知鉄道に業務改善指示 運転士の飲酒検査問題 9月22日までに報告求める

08.23(土)06:16
明知鉄道の運転士が、アルコール検査の結果を偽装していた問題で、中部運輸局は業務の改善指示を行いました。
明知鉄道では男性運転士が、運転前の検査でアルコールが検出されていたにもかかわらず、他人の結果に自分の名前を書いて虚偽の報告をしたとして、7月23日付けで懲戒解雇されていました。
これを受け中部運輸局は先月、監査を行い、この他に列車を動かす前に行うべきアルコール検査を普段から怠っていたことや、適性検査で視力などに問題があった運転士に運転業務を認めていたことが分かりました。中部運輸局は、明知鉄道に対し、9月22日までに業務の改善報告書を提出するよう求めています。
明知鉄道は、「多大なご心配とご迷惑をおかけし、心より深くお詫び申し上げます」とコメントしています。