新着
東海道新幹線から白煙があがり運転を取りやめた問題 原因はモーター出力制御装置の故障 発煙車両は岐阜羽島駅に止まったまま

08.18(月)11:52
8月15日夜、走行中の東海道新幹線から白煙があがり、運転を取りやめた問題で、モーターの出力を制御する装置が故障していたことがわかりました。故障した車両は現在も岐阜羽島駅に止まったままとなっています。
「こだま764号」は、15日午後10時すぎ、米原駅と岐阜羽島駅の間を走行中、9号車の床下から白煙があがり、JR東海は岐阜羽島駅に車両を止め、乗客約250人を降ろすなどの対応をとりました。

JR東海によりますと、発煙があった車両は、ことし6月から走行を始めた最新型の「N700S」で、原因は車両を走行させるモーターの出力を制御する「主変換装置」の故障だということです。
また、主変換装置に異常が発生した際に保護する機能がある別の装置にも不具合が生じたということです。
発煙があった車両は、原因調査のため、17日夜、静岡県の浜松工場に移動させる予定でしたが、電気回路が正常に動かない可能性があることがわかり、急きょ移動を取りやめ、現在も岐阜羽島駅に止まったままとなっています。