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豊橋市の新アリーナ計画で事業継続の賛否を問う住民投票へ 事業者側が市民団体主催の講演会で初めて概要を説明

06.20(金)01:45
19日、豊橋市公会堂で建設を推進する市民団体主催の講演会が開かれ、整備・運営事業の代表として「TOYOHASHI Next Parkグループ」の平出和也氏が出席し、新アリーナを含む豊橋公園東側エリアの整備についての事業を説明しました。2024年9月に、市が整備契約を結んで以来、市民に向けて説明するのは初めてです。
公園東側エリアを、メインアリーナとサブアリーナを中心として一体的に整備し、5000席規模のメインアリーナでは、プロバスケットボールB1リーグの「三遠ネオフェニックス」の試合をはじめ、トップレベルのプロスポーツや大規模コンサートに対応できる最新設備で、臨場感のある観戦・鑑賞体験を提供すると説明しました。
また、整備費230億円については、市が出したものとして妥当だとし、維持管理運営費は、年間数億円かかると想定しているものの、利用料収入を得ることでカバーできるとの見解を示しました。
2024年、反対派の長坂市長が当選し、工事はストップしているため、整備完了予定は2027年ですが、遅れる見込みだということです。
住民投票の結果、事業が解除になった場合の補償について、平出氏は「継続して責任を全うしたいと考えているので計算も想定もしていない。金額等については差し控える」と述べました。