起訴状などによりますと、当時18歳の男は、去年8月、名古屋市中川区の自宅で、当時78歳の祖母の首を延長コードで締めつけて殺害し、現金50万円を盗んだなどの罪に問われています。
これまでの裁判で男は起訴内容を認め、検察側は懲役16年を求刑した一方、弁護側は保護処分が相当だと主張していました。
24日、開かれた判決公判で、名古屋地裁の久礼博一裁判長は「祖母を確実に殺す強固な殺意が見てとれる凶悪な犯行で、孫に突然攻撃され殺された無念さははかりきれない」などとして、懲役12年の判決を言い渡しました。