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事件前後の足取りが徐々に明らかに 容疑者の自宅を家宅捜索 岐阜・本巣市の遺体遺棄事件

08.18(月)17:05
岐阜県本巣市の川岸に愛知県の53歳の女性の遺体を遺棄したとして、男女2人が逮捕された事件。事件の経緯が徐々に明らかになってきました。
警察は16日、逮捕した立花浩二容疑者(54)と内縁関係の神原美希容疑者(35)の岐阜市内の自宅を家宅捜索しました。
警察によりますと2人は8月7日、本巣市根尾越波の川岸に愛知県常滑市のパート従業員、立野恵子さん(53)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
その後の取材で、容疑者2人と立野さんの足取りが徐々に明らかになってきました。
立野さんは6日未明、常滑市の自宅から1人で車で出発し、9日に川岸で遺体で発見されました。
捜査関係者によりますと、警察は遺体が見つかった2日前に、立野さんの車が立花容疑者の自宅近くに止まっているの発見していて、その1週間後に立花容疑者らの身柄を富山県内のホテルで確保しました。
立野さんは立花容疑者とは以前からの知り合いとみられ、行方不明になる直前までSNSでやりとりをし、岐阜県内で容疑者と会っていたとみられています。
立花容疑者らは警察の調べに対し、「逮捕事実は知りません」という趣旨の供述をし、容疑を否認しています。
被害者の夫が取材に応じる
一方、立野さんの夫がメ~テレの取材に応じ、心境を話しました。
「力が抜けて、運転もできないほどに落ち込んだ。泣き崩れた」(立野さんの夫)
夫婦2人で旅行をすることも多く、8月と9月も計画を立てていたといいます。夫は容疑者2人について「心当たりはない」と話しました。
「(妻が)事件に巻き込まれるとは思っていなかった。(犯人には)極刑を望むほかない」(立野さんの夫)
警察は2人が立野さんの殺害にも関与した可能性があるとみて、調べを進めています。