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出没地域に入るとアラート通知…『クマの対策アプリ』三重県で運用始まる 山間部の住民等に活用呼びかけ

11.13(木)18:13
クマの出没地域に入るとアラートで知らせてくれるアプリの運用が11月13日、三重県で始まりました。 一見三重県知事: 「今年は三重県内でクマによる死傷事故は起きておりませんが、いつ起こってもおかしくない」 全国で相次ぐクマによる人身被害を防ごうと、三重県は13日から、クマの出没情報を県民に知らせるアプリを導入しました。 アプリは伊勢市の会社が開発し、去年11月以降に県内でクマが目撃された場所や日時などを確認できるほか、今後新たに目撃されれば追加されます。 さらに、自分が訪れた場所で過去にクマが出没したかどうか、警告音で知らせる機能もあります。 (リポート) 「津市西部の山間部にある集落に来ています。アプリを開くと、警告音で近くにクマが目撃されたことを教えてくれます」 今月5日には、記者がいる場所から2.6キロ離れた場所で、クマの糞とみられる痕跡が見つかるなどしていました。 近くに住む人: 「目撃情報は、2カ月ぐらい前から何度か聞いています。遭遇は怖いです」 三重県では今年度、熊野市など県南部を中心に目撃情報が69件あり、統計を取り始めた2006年以降で2番目に多くなっています。 県は、山間部の住民や登山客らに積極的に活用してほしいと呼びかけています。





