
新着
【2年ぶり】名古屋市で結核の集団感染 9人感染

11.13(木)18:45
名古屋市に住む20代の男性が結核に感染し、市が接触者を調べたところ、他に9人が感染していたことが明らかになりました。名古屋市での結核の集団感染は2年ぶりです。
名古屋市によりますと2025年7月、市内に住む20代の男性がせきなどの症状が出たことから病院を受診したところ、肺結核であると診断されました。その後、市が接触者調査を行ったところ、男性が住む寮の住人や職場の同僚など、9人が結核に感染していたことが明らかになりました。
感染が確認された9人は、いずれも症状はないということです。名古屋市での集団感染の確認は2年ぶりです。
男性の行動から、市は、これ以上感染が広がるおそれはないとみています。
2025年、名古屋市では10月までに196人の感染が確認されています。市は、感染の早期発見のために胸部のエックス線検査を定期的に受けることや、乳幼児については、予防のためにワクチン接種を呼びかけています。





