社員でも知るのはごく一部…NTT西日本が名古屋の地下施設『とう道』を報道公開 電話やネットの回線を収容
12.18(水)21:51
NTT西日本は2024年12月18日、電話やインターネットの回線を収容したトンネル式の設備を報道陣に公開しました。場所は非公開で、通信を支える秘密の地下施設に潜入しました。 18日、NTT西日本が報道陣に特別に公開したのは、秘密の地下施設「とう道」です。電話やインターネットの回線を収容したトンネル式の設備で、多くのケーブルが壁に沿って敷かれています。
強固なセキュリティ体制が取られていて、場所は非公開で、NTTグループの社員でもごく一部しか知らない秘密の施設です。
都市部の地下を中心に張り巡らされているとう道。愛知県内では最も深い所で地下40メートル、総延長は45キロに及ぶといいます。 震度7の地震にも耐えられるゴムジョイントで揺れを吸収したり、消防士の防火服と似たような素材で作られている防火カバーが使われています。
南海トラフ巨大地震など、災害から通信を守る対策も万全です。 NTT西日本東海支店設備部の本多裕治部長: 「災害そのものはいつ起きてもおかしくない。こういう災害対策をやっているということを広く知っていただき、安心してサービスをお使いいただける」 まさに縁の下の力持ち。今この瞬間も、とう道が情報社会を支えています。