三重県尾鷲市で、お正月の人気商品「めでたい焼」の生産が最盛期を迎えています。
「めでたい焼」は、新年など、お祝いの席で鯛を食べてもらおうと、地元の魚屋さんが考案したもので、鯛を1匹そのままの姿で焼き上げます。 鯛は縁起をかついで腹を切らず、エラから内臓を出したあと、うま味を出すため、ワカメを詰めていきます。 うろこをつけたまま、じっくり焼き上げることでふっくらとして冷めても硬くならないのが特徴だということです。 「めでたい焼」は来月中旬までにおよそ2000匹を生産し全国に向けて出荷されます。