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一時は1玉500円超えの“高級野菜”だったキャベツ… 冬キャベツの全国一の産地ではことし豊作 「原価割れが心配なくらい値段が下がりそう」 愛知・田原市

11.18(火)18:52
11月18日、冬キャベツの全国一の産地、愛知県田原市を訪ねました。キャベツ農家の彦坂航さんの畑では、先週末から今シーズンの収穫が始まりました。
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(キャベツ農家 彦坂航さん)
Q.ことしの出来は?
「台風とか災害もなく順調に育っている。とてもいいキャベツに育っている」
ことしは夏場に台風の影響がなかったことから、生育をしっかりと管理でき順調に栽培できたといいます。
しかし、去年は夏場の長雨で成長に遅れが出たキャベツ。彦坂さんは当時…
(彦坂さん ことし1月)
「10年に1度、20年に1度、30年に1度じゃないかなというくらい高い」
ことしはサイズも揃い、去年よりも大きくて美味しいキャベツができているということです。
ことしは「原価割れが心配なくらい値段が下がりそう」
では、気になることしのキャベツの価格は…
(彦坂さん)
「豊作傾向なので、値段もお買い得になるんじゃないか。原価割れが心配なくらい値段が下がりそう」
農林水産省発表のキャベツの小売店での価格も、平年比93%の1キロ202円と全国的にも価格は落ち着いています。
記録的な高値となった去年の年末からことしの初めにかけては、1玉が500円を超えたことがありましたが、この先はどうなるのか。
(彦坂さん)
「霜が降りるような気温になると、品質が悪くなる産地もあるので、そのあたりがどう影響するかくらい。加熱するとたくさん食べられるので、いっぱい食べてください」





